【1号物件】競売落札後、賃借人から聞いた想定外の事実の体験談【第2話】

1号物件

第1話からの続き)

第2話 、競売物件の賃借人からの連絡、元所有者への訪問の巻

競売物件の賃借人からの連絡

見ず知らずの携帯番号から、
着信があったところからです。

 

ならはや
ならはや

はい、もしもし・・・

Aさん
Aさん

あ、すみません。ならはやさんでしょうか。

私、お手紙いただいて電話させてもらいましたAと申します

はい、そうです!わざわざのお電話ありがとうございます!

(やはり賃借人の方だった。しかも、いい人そうで良かった!これで上手くいくぞ)

Aさん
Aさん

実はあそこにはもう住んでないんですよ

ならはや
ならはや

え!?ホントですか!?

Aさん
Aさん

実は、もう引っ越してまして、今は××というところに住んでおります

ならはや
ならはや

え・・・なぜ引っ越しされたのですか?(←大きなお世話)

そのまま住んでていても良かったのに・・・。

Aさん
Aさん

え??そのまま住んでても良かったんですか??

家に裁判所の人がやってきて、この家が競売になったから・・・

って言われたので、てっきり早々に出ていかないといけないもの

と思って、出ていきました。

ならはや
ならはや

えーーーそうなんですかーーー!!

競売になっても出て行く必要なかったんですよお。

Aさん
Aさん

それは知りませんでした。でも、もう出ちゃいましたし・・・

ならはや
ならはや

ですよね・・・わかりました。

わざわざご丁寧なご連絡ありがとうございました。

ご協力感謝いたします。

と言い終わると、脱力感一杯で電話を切ったことを覚えています。

賃借人がいないということは、
今は空家ということか・・・
そうすると、
入札した時点で、
実はすでに空家
だったんだ・・・
そんなことも気付かずに、
お気楽オーナーチェンジ気分で、
入札してしまってた
のか・・・
しかも、現場に行けば、
誰かが住んでいるかどうか
わかったかもしれない
のに、

なんて自分はバカなんだ!!
現場に一度も足を運ばずに
落札したことを強く後悔しました。

元所有者宅への訪問

そうすると、
次の行動としては、
直接、
元所有者(=債務者)
あたるしかありません。

ならはや
ならはや

所有者という表現は、

現所有者が私だからですね

しかし、
ここで一抹の不安がありました。
元所有者(=債務者)は、
法人だったのです。

法人名義不動産
競売にかかった
ということは、
その法人自体
債務超過に陥っており、
代表者
どこかにとんでいる
危惧を感じました。


そうなると、
とてもやっかいだな
と思いました。

また一般的に、
不動産登記簿謄本を見ると、
所有者個人の場合は、
その個人の住所氏名が、
記載されており、
法人の場合は、
法人名称所在地
記載されておりますが、
代表者個人住所
記載されておりません

代表者個人住所
知る方法としては、
商業登記簿謄本
取得する必要がありました。

そこで数日後
最寄りの法務局に行き、
登記簿を確認したところ
幸いにも
不動産所在地と
同じ都道府県内
でした。
それを見て、
少し心がすくわれました

さらに数日後
仕事が早く終わった日に、
その代表者が住んでいる
と思われる住所
急行しました。


電車の乗り継ぎ
30分ぐらいで
現地最寄駅に着きました。
駅から歩いて行くと、
昔ながらのマンションが
立ち並んでおり、
そのなかの1つでした。

遠めからも
老朽化の雰囲気
感じ取られ、
ますます嫌な予感
ただよってきました。

目的のマンション
たどり着くと、
緊張感は
ピークを迎えてました

もしかしたら、
本人らしき人と
はち合ったらどうしようかと、
戦々恐々としながら、
ゆっくりと
階段を上がっていき、
ついに、
目的の部屋の前
辿りつきました

表札はありません。
覚悟を決めて、
インターホンを鳴らしました。

応答はありません
何度かインターホンを
鳴らしてみます。

しかし、応答なしです。

もう、ため息しか出ません。

ずっと「ここ」にいるわけには
いきませんが、
せっかく「ここ」まで
足を運んだ苦労と、
自分が少しこの場を離れた瞬間に
行き違いになったらと思うと、
なかなか離れられませんでした。

どうしたものか・・・



としばらく途方にくれておりましたら、

トン、トン、トン、トン・・・と

誰かが階段を登ってくる足音

聞こえてきたのでした第3話へつづく
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