不動産競売で入札する際の入札書セット・書き方についての解説

入札

前回の記事で、入札書セットの取り寄せについてご説明いたしました。
今回は、実際に取り寄せました入札書セットの中身と書き方について、
具体的にお話していきたいと思います。

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競売の入札書セットの中身について

全国どこの裁判所でも、様式形式は少し違えども、
概ね共通して、以下の5種類となります。

1.振込依頼書
2.入札保証金振込証明書
3.入札書
4.入札書を入れる専用封筒
5.陳述書

大阪地方裁判所(本庁)の入札書セットを元に、
ただし、陳述書だけは仙台地方裁判所の様式を元にご説明いたします。
物件事例は、下記物件への入札を想定したもので説明いたします。

事件番号:令和2年(ケ)第449号
買受可能価額 2,600,000円
買受申出保証額  650,000円
物件番号 1 建物

全国の裁判所の書式はだいたい同じですが、
細かい部分は異なる場合がありますので、
あくまで、参考程度にしてもらえればと思います。

競売の入札書セットの具体的な書き方について

1.振込依頼書の書き方

こちらが買受申出保証額を金融機関に収める際に使用する
振込依頼書になります。

競売 振込依頼書 書き方

3枚複写となっており、1枚目だけにボールペンで記入します。
(入札書セット全て黒ボールペンで記入します)

ご依頼人欄の(振込依頼番号)欄に、入札したい事件番号を見ながら、
年度、符号、番号を記入します。
フリガナ、漢字氏名、住所欄を記入します。
右の金額欄に、買受申出保証額を記入して完成です。

競売 振込依頼書 書き方

↑こちらは、原本をカラーコピーしたものを素材にしております。

ちなみに、実際に金融機関で払い込みする前に、
入札する事件が現時点で取り下げされていないかどうか、
管轄裁判所に電話で確認しましょう。
(もし払い込み後、取下げされていれば、後日返金されますが、徒労に終わります)

2.入札保証金振込証明書の書き方

こちらが入札保証金振込証明書になります。

競売 入札保証金振込証明書 書き方

上から順に、本人の住所、氏名、連絡先電話番号、事件番号記入し、物件番号記入します。
物件番号は、必ずBIT等で確認して下さい

(BIT-不動産競売情報サイトから引用)
だいたい、不動産1つにつき、1つの番号が付されています
例の場合は、建物だけが競売にかかってますので、1だけとなります。
2つ以上(土地と建物の)場合は、物件番号1番、2番と付されていると思われますので、
「物件番号1、2号」と点で区切って書けば良いです。

次に保証金の返還請求欄ですが、
落札できなかった場合に、返金を受ける自分の口座情報になります。
返金を受けたい自分名義の口座情報を記入します。
住所、氏名は同上で結構です。

下の部分には、
買受申出保証額を金融機関で払い込みした後の
振込依頼書裁判所提出用だけをのりで貼り付けます。
貼り付けた後に、2か所割印をして完成です。

競売 入札保証金振込証明書 書き方

↑こちらも原本を(カラー)コピーしたものを素材としております。

3.入札書の書き方

こちらが入札書になります。

競売 入札書 書き方

BIT等の情報サイトで確認しながら、
上から事件番号、物件番号、入札価額、入札人住所、氏名
記入して、捺印します。

入札価額1円単位から可能で、
買受可能価額を含むそれ以上の金額を記入します。

ちなみに、捺印のする印鑑は全ての書類で統一しておきましょう。

競売 入札書 書き方

↑こちらも原本をコピーしたものを素材としております。

4.入札書を入れる専用封筒の書き方

こちらが入札書を入れる専用封筒になります。

競売 入札書セット 書き方

こちらの封筒にも、事件番号、物件番号、開札期日
必要事項を記入します。
封筒には、入札書を封筒に入るサイズ(3つ折り等)にして入れます。

裁判所によって、細かく指示が違う場合があります。
入札書以外に、住民票を一緒に入れて下さいという裁判所
入札書以外は何も入れないで下さいという裁判所があります。
また、(封筒の)封をするかどうかなど裁判所によって、
異なりますので、しっかり管轄裁判所の運用を確認して下さい。

5.陳述書の書き方

こちらが、比較的最近に加わった陳述書です。

競売 陳述書 書き方

暴力団員等、反社勢力に購入されることを防止するためのものです。
記入は特に難しいものではなく、
所定の項目に記入して、捺印して完成です。

競売の入札方法について

記入が完了した入札書セット
管轄裁判所に持参するか、郵送するなどして提出します。
裁判所の入札受付部署は、だいたい執行官室というところですので、
郵送の場合は、「〇〇地方裁判所執行官室 宛」になります。
宛名書きする外封筒を使用する際には、
余白に、「入札書在中」と書いておくと親切です。

また、万が一の郵便事故も想定して、
追跡できる郵便で送ることをオススメします。
例えば、特定記録郵便(普通郵便料金+160円)
レターパック簡易書留などです。
入札期限が競売事件ごとに個別に定められておりますので、
その期限内に届いていなければ無効ですので、
期限内に届いたかどうかを確認するうえでも、
追跡できる郵便がベターです。

実際に裁判所に行く場合の注意点ですが、昼休みがあります。
裁判所は、役所と違って、昼休みは対応してくれません
開庁時間は、平日9時から12時まで13時から17時までです。
12時から13時までは閉まっておりますので、ご注意下さい。
(私も昼休みの存在を忘れて、待ちぼうけした経験あります)

以上が、入札書セットの説明になります。

上記内容はあくまで参考情報です。
正確な書き方は、入札書セットを取り寄せした際に、
手順書(記入例)を一緒にいただける場合がありますので、
実際に記入する際には、そちらを優先的に確認して下さい。

競売の入札書セットの取り寄せ方法についての関連記事

大阪地方裁判所に実際に入札書セットを取りに行ったときの話はこちら

郵送での入札書セットの取り寄せ方法に関する記事はこちら

実際に入札した物件を落札した実体験談はこちら

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